ひとひら
乙女ゲーム作品中心に雑食。男女カプ大好き。
SNOW BOUND LAND 全体感想
SBL、フルコンプしましたー!!オトメイト新作久々の当たりというか、ようやくいつものオトメイト作品がきたなという感じで安心しました。
シナリオに関しては、EDのクレジット見たら、シナリオライターさんは8人くらいでした。
シナリオライターの内の一人がS.Y.KやCZでお馴染みの砂原さんですが、S.Y.KやCZのシナリオに比べると物足りない感は否めないので、過度に期待し過ぎない方がいいかなとは思います。
それでも、個人的にはとても楽しめて夢中になったので、良シナリオだと思います。
不満点や賛否が分かれそうな部分もいくつかありますが、それらを踏まえても個人的にはとても満足できました。
以下、主にシステム面や作品の雰囲気等の総合的な感想なので、ストーリーの詳細なネタバレはありません(大まかなあらすじはあります)が、少しでも気になる方はお気をつけください。
童話の「雪の女王」がモチーフの作品です。
原典の大まかなあらすじに、乙女ゲー作品としていろいろアレンジを加えた感じですね。
SBLでは、悪魔が、盗んできた雪の女王の魔法の鏡を割り、その鏡の欠片がゲルダ達の中に入ってしまい、それぞれ呪いにかかってしまいます。
ゲルダは怪力に、カイは冷たい性格に、オルヴァは手で触れたものを腐らせてしまう、 アージェは自分の意志ではないことを口走ってしまう、クラエスは悪意のある人がわかるようになってしまう、という具合に。
その呪いを解いてもらうために、雪の女王のいる白の世界を目指して旅をしていくお話です。
一周目(私はアージェルート)は、序章3時間、赤の世界4時間、黄色の世界3時間、緑の世界と白の世界はそれぞれ1時間半、ED後の後日談が15分くらいだったと思います。ほぼ飛ばさずにずっと自動送りでこんな感じ。
個別ルートは黄色の世界に入って少ししてからかな。
カイルートは白の世界と後日談が他ルートより長めに感じました。
どのルートも大まかな流れ(各世界を旅して、最終的に雪の女王に会いに行く)は同じですが、個別ルートに入ったら金太郎飴感は結構薄めで良かったです。
SBL独特の演出やシステムもあって、全体的に丁寧に作り込まれているという印象です。
SBL独特のシステムに、危険度と時間制限付き選択肢がありましたが、確かにハラハラするものの、一回しか使う場面がなくてちょっともったいなかったような気はします。
各世界へ向かう時に、毎回三つの道の内から一つの道を選んで進むシステムは、発生するイベントが道ごとに違うので、個人的には面白くて良かったと思いました。
選んだ道によってはスチルイベントも発生するので、スチル回収的な意味ではちょっとだけ面倒かもしれません。
そしてそして、私が絶賛したいシステムは、攻略キャラ視点が割と頻繁に出てくること。さらに、攻略キャラ視点時に主人公ゲルダちゃんの立ち絵(表情差分あり)が出てくることがあるという点!
攻略キャラ視点が頻繁にあるというだけでもかなりありがたいですが、その時に主人公の立ち絵が出てくるというのがね…!とても良かったです!
残念ながらアージェルートでは主人公の立ち絵はほとんど出てきませんでしたが、アージェルート以外では結構出てきます!
カプ萌え派の方にはとてもオススメです!!もちろんデフォルト名呼びもありますし!
ここまでやるのなら、常に主人公の顔グラ表示とか主人公にもボイス付きとかもやってほしかったなあ。いずれはこれらもデフォルト装備になってくれることを期待。
攻略キャラ視点もあったので、恋愛過程も唐突感がなく、比較的丁寧だった印象です。
イヴァン以外の攻略キャラとは既に出会った状態で始まり、カイ・クラエス・オルヴァはデフォ惚れ、アージェも最初の方から割と好感度高めに感じたので、0から(というかマイナスから?)始まるのはイヴァンだけなんですけどね。
各ルートのGOODエンドクリア後に、それぞれの後日談のSSとちびキャラの4コマを見ることができます。作中のBGMも聴けるので、おまけも比較的充実していると思います。
童話の雪の女王がモチーフの作品なので、童話の雰囲気が出ているし、個人的には好みな感じでした。
私は童話の雪の女王についてほとんど何も知らなくて、予備知識ないままプレイしましたが、予備知識なしでも楽しめました。
プレイ後に気になって、原典の方のおおまかなあらすじを調べたりしちゃいました(笑)
詳しいお話も気になるので、近いうちにちゃんと本を買って原典の方もじっくり読みたいな。
おすすめの攻略順は、ネタバレ的な意味で、オルヴァルートはアージェとクラエス攻略後の方がいいかな。制限かかっているイヴァンは、制限が解除され次第好きな時に。
あと、できればカイルートは一番最後にした方がまとまっていいかなと思います。内容的にもボリューム的にも。攻略キャラの中で唯一原典にも登場するキャラクターでもあるので。
カイルートでは他ルートのネタバレはなかったですけどね。
ネタバレ含む各ルートの感想はまた後日。
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美夢
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自己紹介:
乙女ゲーム作品中心にゲーム・アニメ・漫画等について語っています。
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