ひとひら CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Grace note Vol.1~Vol.3 感想 忍者ブログ

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乙女ゲーム作品中心に雑食。男女カプ大好き。

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CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Grace note Vol.1~Vol.3 感想

CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Grace note、要はキャラCDですね!すべて発売されましたー!!7~9月までの毎月1枚ペースだったので、毎月楽しみで充実してました!!
上記の公式サイトで各イメージソングの試聴ができて、声優陣のインタビュー記事も読めます。

Vol.1が鷹斗&理一郎・Vol.2が寅之助&終夜・Vol.3が円&央で、それぞれ「ミニドラマ 現代大人編(各2人ずつ+撫子ちゃんは声なし)」・「シチュエーションドラマ(ゲーム本編各ルート後の高校生編と壊れた世界編の2種類ずつ)」・「キャラクターイメージソング(各キャラ1曲ずつ)」が収録されています。
現代大人編ミニドラマは、みんなでタイムカプセル掘り返した後のお設定。つまりは撫子ちゃんが誰とも付き合っていない設定です。ミニドラマという割には普通にそれぞれ30分くらいの長さで結構充実しています。ちなみにシチュエーションドラマは各8分前後くらい。

全てにおいてクオリティ高いので、CZファン必聴です!!これ聴かないのはほんともったいないですよ…!!ミニドラマはもちろん、シチュエーションドラマもちゃんとストーリー性高くて良かったです!イメソンのクオリティの高さもさすがです!!

アニメイト 全巻連動特典CD「壊れた世界の座談会」も凄く面白かったので、ぜひこちらも聴いていただきたい…!!
確かこの特典CDはなくなり次第終了だったと思うので、入手可能かどうかは購入されるアニメイト店舗に問い合わせてみてください。


では今回は先に総評を。一応詳細なネタバレはしてないので、まだ聴いてない方でも大丈夫だと思います。


◆総評
やっぱり現代編でも壊れた世界編でも寅之助&終夜の親友っぷり素敵だし、英兄弟の仲の良さも素敵で愛おしいですね。
……鷹斗&理一郎は……壊れた世界編だと確執大きくて大変だね…。
現代だと良きライバル、でいいのかな。現代でも複雑な関係性な気はします。親友であり最大のライバルでもあり。

シチュエーションドラマは各ルート後のお話でした。シチュエーションドラマなのでシチュエーション重視なのかなーと思いきや、きちんとストーリー性もあって掘り下げも結構深かったので、ゲームのボーナストラックに収録されていても全然違和感ない感じの内容だったと思います!あまりストーリー性のないのは興味ないという人にもぜひ聴いていただきたい…!!
音声のみなせいか、キスのリップ音は増し増しでしたが(笑) あと、一部アダルトっぷりも増し増し。この辺はシチュエーションドラマならではかも。
結局、一番のアダルト枠は寅之助なのか円なのか央なのか…?終夜も何気にやることやってる感じだし…。CZメンバーはみんな恋したら情熱的ですからね!!でも撫子厨筆頭の鷹斗と理一郎はなんやかんやで一番ピュアなんですよね。特に鷹斗。それで上手いことバランスとれてるのかもしれません。あ、でも理一郎はピュアというよりむっつりかな…?(笑)

現代大人編のミニドラマは撫子ちゃんが誰とも付き合っていない設定(おそらく未来への物語エンド設定)なので、この設定での各々の撫子ちゃんへの想いやキャラ同士の関係性もより深みが増していて良かったです。
鷹斗&撫子&理一郎だと三角関係の恋がテーマ、寅之助&撫子&終夜だと親友・親愛な絆、円&撫子&央だと家族の絆+気になる女の子がテーマかなと。
撫子ちゃんが誰とも恋愛関係になっていない設定のお話は全て繋がっているという解釈でいいんですよね…?ゲーム本編の未来への物語エンド設定で。この設定の特典冊子のSSとかドラマCDとかと話繋がってる感じもするので。
やっぱりこの設定が一番しっくりくるかもしれない…けど撫子ちゃんがいつまでも誰とも恋愛しないのも不自然な気もするしうーん…。難しい…!
というわけで、ますますこの結末に辿り着くまでの物語が見たくなりました…!!未来への物語エンドへと向かうまでの道のりを見たい!!主に壊れた世界での経緯が気になります!このエンドだと撫子ちゃんはどういう経緯で元の世界に戻ったのかなあ、とか。そして未来への物語エンドからの個別ルート分岐もやっぱり見てみたい…!!

イメージソングは本当にどれもそのキャラにピッタリでクオリティ高くて素晴らしかったです…!!
個人的にはそのキャラを演じている声優さんが歌うキャラクターソングよりも、アーティストさんが歌うイメージソングの方が好きなのでとても嬉しかったです!CZは女性ボーカルがとても合うなあとも思っているのでそこも嬉しかった!
できればインストも入れてほしかったですがボリューム多過ぎて入れられなかったみたいなので、各イメソン&各イメソンのインストと、Vita版で追加されたBGMや挿入歌をまとめたCDもぜひ出していただきたいですね…!!待ってます!!


では、以下詳細な感想です!
最後にアニメイト 全巻連動特典 オリジナル特典CD「壊れた世界の座談会」の感想も載ってます。ネタバレ注意!



拍手










◆Grace note Vol.1(鷹斗&理一郎)
●ミニドラマ 現代大人編 永遠のライバル
高校の頃に休戦協定を決めていた鷹斗と理一郎が、そろそろ休戦協定をやめて本気で撫子ちゃんのことを口説こうという話に。日を改めて今度は撫子ちゃんも呼んで3人で集まった後に、撫子ちゃんはそれぞれとデートすることに。結構ガチな三角関係物語でした。

この3人のミニドラマだとこうなるよねと納得はしたのですが、個人的にはちょっときつかったかな…!いやこの3人の絶妙な関係性好きなんですけど、このミニドラマみたいなガチな三角関係描写は結構心苦しくなってしまうというか…。
撫子ちゃんがはっきりしないから2人を振り回してるとも言えるけど、撫子ちゃんを責める気にはなれないなあ。もちろん鷹斗と理一郎も。

でも鷹斗と理一郎の気持ちの違いをここまではっきり明言されたのは今回のが初めてな気がするので、それを聞けて良かったです。
鷹斗は、やっぱり撫子が他の誰かと幸せになるなんて嫌で、自分のものにしたい。撫子が理一郎を選ぶのなら諦めもついたかもしれないけど、それ以外の誰かには譲りたくない。理一郎と撫子の関係に憧れていて、それを壊すのが怖かった。
一方で理一郎は、撫子が幸せになるならそれでいい。でも撫子を鷹斗に渡すくらいなら、他の誰かと幸せになる方がいい、と。でも撫子ちゃんとの関係を羨ましく思っていたのは理一郎も同じ。鷹斗と撫子の関係が羨ましかった。

この3人の三角関係は思いの外複雑になっててほんと大変ですね…!!
撫子ちゃんが誰とも付き合ってないエンド設定のお話は、ゲーム本編ではみんなでタイムカプセルを開ける未来への物語エンド、さらにその後が描かれているドラマCDやSS等でも結構ありました。
それらだと全員出演してるためか鷹斗と理一郎の撫子厨っぷりはだいぶ緩和されてたんだなーと思いました。鷹斗&理一郎&撫子の3人だけにしたらこの三角関係が濃縮されてしまう…!!(笑)
ああでも休戦協定中はここまで大変じゃなかったのかな…?休戦協定やめたらそりゃあこうなる。

乙女ゲームというよりは少女漫画作品における三角関係っぽいなあと感じました。
鷹斗は所々キングの片鱗も見え隠れしていておおう…と思ったのと、あとは個人的な好みの問題で私は理一郎の方を応援したいですが、この後はもういっそ鷹斗と理一郎以外の誰かと付き合い始めた方がいいんじゃないかな撫子ちゃん、とも正直思いました…(笑) この2人はだいぶ拗らせ過ぎてて大変そうだしなあ…。でも、撫子と理一郎が隣り合っているのが自然、と言う鷹斗には本当に同意です。
ドラマCD「『それから』の記憶 ~ぼくらの中学生日記~」も撫子ちゃんが誰とも恋愛関係になっていない設定ですが、それでも結構理一郎優勢な感じに思えましたし。

撫子ちゃんの本音は実際どうなのかとても気になりますが、「誰のルートでもない乙女ゲー主人公」だと、その辺はっきりさせるわけにはいかないと思うので難しいですね…。かといってこのまま撫子ちゃんが誰とも付き合わないまま、結婚しないまま一生を終えるとも思えないので、この設定の撫子ちゃんもいずれ誰かと結婚するんだろうなあと思うとその後がとても気になります…!!
あと、もし撫子ちゃんが鷹斗とも課題メンバーとも知り合わないままだったら、理一郎ルート一直線だったのかなーなどなど、今更ながらいろいろ気になってきました。


●シチュエーションドラマ 高校生編 First kiss/ 海棠 鷹斗
高校1年生の初夏。
鷹斗と撫子ちゃんが付き合い始めたのは中学2年生の時なので、付き合い始めて2年ですね。
勉強会を名目に鷹斗が撫子ちゃんを自宅に招いて、タイトル通りファーストキスをするお話です。

鷹斗は現国が苦手、と。鷹斗のいう苦手ってどのくらいのレベルの話なんだろう…(笑)

最近は仕事でも趣味でも研究はしてない……っていうのは例のあれですね。壊れた世界の鷹斗からの手紙。撫子ちゃんを守るために。

最近の鷹斗の悩み、というか今日撫子ちゃんを自分の部屋に招いたのは、キスしたかったから。
というか撫子ちゃんもそれ言ってくれるの待ってたとか!可愛いな!!現代の鷹撫は純粋に可愛い…。上記のミニドラマだと大人だからか誰のルートでもないからか、若干キングっぽさが出ていたような気もするけども…。

鷹撫は、キスはこの時初めてででも、その先の行為は結構先なイメージがあります。ピュア!!


●シチュエーションドラマ 高校生編 First kiss/ 加納 理一郎
高校3年生の冬。
理一郎と撫子ちゃんが付き合い始めたのは高校3年生の時なので、付き合い始めてからまだ数か月。

放課後デートで、有名なスイーツのお店へ。期間限定プリンがあるから…って撫子ちゃん!理一郎のためかー!!しかも前から理一郎と一緒にここに来てみたいと思ってたとか!可愛い!!

まだ付き合い始めて数か月だからいろいろ慣れてなくて初々しくて可愛い2人。意地張らずに素直に接してくるとお互いに戸惑ってて、でも嬉しそうでいいなあ。

クリスマスとか大晦日とか誕生日とか、昔みたいに家族ぐるみで過ごすんじゃなくて、恋人として2人きりで過ごす。幼馴染から恋人への変化。幼馴染ならでは良い…!!

理撫のファーストキスは理一郎の不意打ちなんですね…!!理一郎頑張った…!!あ、でも一応2回目って言ってましたね!タイトルはファーストキスなのに!(笑)
ファーストキスは幼稚園の時、っていうのはルート関係なしに、なんでしょうか…?そもそも唇に、だったのかもよくわかんないけども。さすが幼馴染!!


●シチュエーションドラマ 壊れた世界編 熱に浮かされる夜/ 海棠 鷹斗
政府解体から1年以上経ったある日。政府が解体して犯罪も増えたけれど、少しずつ復興が進んでいるのも、素性がわからなくても協力し合って生きている人たちがいるのも事実なようなので、このまま良い方向に向かっていくといいなあ。

おそらく有心会と央たち中立団体中心に頑張っているんでしょう。でも政府関係者はほとんど逃がしたんだろうし、キングも隠れ住んでいるしで、それでも復興進むのかなあと疑問ではあるけども。もしかしたら円は有心会に捕まって情報提供しているのかも…?
ドラマCD「Nobody knows the world ~誰も知らない世界~」聴いちゃうとね。キングや政府の研究員・技術屋さんたちの協力もないと世界の立て直しは難しそうかなーと。

撫子ちゃんと一緒だし本編後のお話の割には、鷹斗はまだキングの声色の面影が結構残っている気がしてちょっと怖かったり…(笑) 本編終盤でこの声色だったっけ…?

タイトル的に変な想像してたんですが(笑)、撫子ちゃんが風邪を引いたので看病されるお話でした。
「風邪は自然治癒力に任せた方が治りが早い」ってそうなのか。鷹斗がおかゆ作ってて心配になりましたが(笑)、今回は変なアレンジしてないから大丈夫だったそうで。いつもレシピ通りに作ろう!!

「楽に幸せになる方法は、きっとたくさんあるんだと思う。でも、自分で選んで、苦しいからこそ、今が愛しいって感じるんだ」
「ずっと、いつまで経っても人間になれないと思ってた。でも今は、ちっぽけな人間だって思えて、そんな自分を嫌いじゃないよ」

シチュエーションドラマとは思えないほど名言が多いです…!!

あ、でも変な想像はあながち間違ってなかったかも…?一緒の布団に入ってキスはしてました。まあでも撫子ちゃん風邪ひいてるから撫子ちゃんが眠るまでの間だけ一緒に寝るってだけみたいだし、やっぱり一番のピュア枠だと思います鷹斗(笑)


●シチュエーションドラマ 壊れた世界編 熱に浮かされる夜/ 加納 理一郎
一応「壊れた世界編」になってますが、厳密には壊れた世界でもないですね。理一郎ルートの残留エンドでは壊れた世界が普通の平和な世界に作り変わったので。そして今度は撫子ちゃんじゃなくて理一郎が風邪をひいて撫子ちゃんが看病するお話。

冒頭からさっそく撫子ちゃんが理一郎の看病してます。最初は、風邪が移るかもしれないしそこまで酷くないからわざわざ看病しに来なくてもいいと言った理一郎ですが、撫子ちゃんも譲らないので、結局甘えてます。

どっちの家も今日は誰もいないため、泊まっていくという撫子ちゃん。
「せっかくお前がうちに泊まっても(風邪ひいてるから)何もできないとか、理不尽だろ」ってどうした理一郎!?!?

あと、理一郎が口移しで水飲ませてくれと強請るとか…どうした理一郎…!?!?(2回目) ゲーム本編での終夜と被ってるよ!?!?熱でもある……あ、熱あったんだった…!!熱に浮かされたせい…!?!?
と言う感じで私は激しく動揺しました(笑) だってあの理一郎が!!他のキャラならそこまで動揺しなかったと思いますがあの理一郎が…!!理一郎の理は理性の理じゃなかったの…!?
いやまあキャラ崩壊してるとまでは思わなかったし萌えましたが!ありがとうございました!!
あと、手を繋いでいてくれって理一郎言ってましたが、鷹斗のシチュエーションドラマでの風邪ひいた撫子ちゃんも言ってましたね。やっぱり似た者同士な理撫可愛い…。


海棠鷹斗 キャラクターイメージソング 歪みのモノクローム / love solfege(feat.真理絵)
ゲームのOP曲も真理絵さんが歌っているし曲の雰囲気も凄くCZな感じだったので、一番CZらしい曲だなと思いました。CZファンが一番馴染みやすい曲かなーと。さすがメインヒーロー!!

鷹斗のイメソンについては、2015年7月23日のCZワリコミ記事に島Dの発注メモが載っています。本当、このメモ通りな曲になっていて凄いです…!!歌詞のない間奏部分でも、きちんとこれらが表現されています。他のイメソンの発注メモも気になります…!!

優しくて温かい曲調の部分は、歌詞も曲調も撫子ちゃんとの穏やかで優しい学校生活が思い浮かび、そこから一転して激しい曲調の部分では撫子ちゃんを失って絶望した鷹斗が思い浮かび…。

撫子ちゃんとの出会いから鷹斗ルートの帰還エンドまでを丁寧に表現されている歌詞と曲調で、本当に素晴らしいです…!!


●加納理一郎 キャラクターイメージソング 青く揺れるメビウス / love solfege(feat.Annabel)
Annabelさんはゲーム本編の挿入歌とED曲でお馴染みですね!ED曲は理一郎に一番合っていると思うのでこちらもピッタリの人選だと思います。

理一郎は専用BGMのタイトルも「Moebius(メビウス)」だし、メビウス推しですね!確かに理一郎にピッタリ。
歌詞に「騎士」が入ってるのも好きです。「辿りつけない」と合わせて皮肉にもなってますが、やっぱり理一郎はナイト合ってる。

曲調は、何度も時空転移を繰り返している雰囲気がよく表れているちょっと幻想的な感じだと思います。流れるようなピアノの旋律がとても綺麗で素敵です。
そして途中途中に幼い頃の撫子ちゃんとの約束に沿った歌詞が出てくるところがあって、そこの部分はとても明るく優しい雰囲気の曲調になります。

撫子ちゃんを救うために時空転移を繰り返し、でも何度も何度も救えなくて、という心が壊れていく理一郎が思い浮かぶ曲です。




◆Grace note Vol.2(寅之助&終夜)
●ミニドラマ 現代大人編 陽のあたる場所
寅之助の誕生日に寅之助&撫子&終夜の3人で海に行くお話。誕生日のお祝いということは伏せたまま海に来て遊び、最後に花火やケーキでサプライズなお祝い。

私もまさかサプライズで誕生日祝いとは思わなくて、寅之助と一緒にビックリしてました…!! このCDの発売が8月の初めだったので現実の時期的にも結構近いし良い演出!!打ち上げ花火で誕生日祝いのメッセージって凄い。この花火の発注って結構お金かかりそうだけど…終夜の財力のおかげ…?

撫子ちゃんと合流する前にアポなしで寅之助の家にお邪魔して朝食を御馳走になるというさすが終夜。寅之助もなんやかんやで面倒見良くて終夜と相性良いので微笑ましいです。やっぱり、面倒見の良いツッコミ役とおおらかで天然なボケ役は相性良いですね!

寅之助の弟の海くんと陸くんも一緒に朝食。海くんがアホの子で陸くんがヒステリーの子(by しぐれさん)ですよね!ゲーム本編でも立ち絵なかったので、未だにどっちがどっちなのかわからなくなることがあるので整理しておきたい…。海くんは見た目・中身共に母親(しぐれさん)似で、陸くんは見た目・中身共に父親(芳宗)似。(→2015年5月22日のCZワリコミブログより) 2人とも2020年の時に高校1年生。

撫子ちゃんが誰とも付き合ってないエンド設定だと、寅之助と終夜が撫子ちゃんに対して抱いている感情は、恋愛感情というよりは感謝と親愛の情という感じですね。寅之助と終夜もお互いに感謝と親愛の情が深い感じ。PSP版の限定版冊子でのSSでも寅之助が「オレは……たぶん終夜も、アイツ(撫子) は恋愛とかそういうんじゃねえ特別っていうか。これでも感謝してんだ、アイツには」と言っていたので、このミニドラマを聴いてさらにそれが強固になりました。中学の頃の回想シーンもPSP版の限定版冊子でのSSに載っていたので、参照しながら聴くとなお良いと思います。
この3人は感謝と親愛の絆で繋がってるんだなあと改めて思いました。親友トリオという感じかな?
でも寅之助も終夜も撫子ちゃんのことを異性として見てないわけではないというか、むしろ2人とも下心オープンだったとは思います水着のくだりとか…(笑)

あ、あと寅之助は小学生の時は終夜のこと「時田」呼びだったのに大人になったら現代でも「終夜」呼びになっていたので、いつから終夜呼びになったのか気になってたんですが、高校の時からということも判明!初めて終夜呼びした場面も見てみたい。

というわけで、鷹斗&理一郎のミニドラマの後に聴くと物凄く平和です(笑) 撫子ちゃんを巡ってのガチの恋愛バトルだったミニドラマはあの2人のだけですからね!CDのジャケイラストに違わず、穏やかで愛しい気持ちになる雰囲気のミニドラマでした。


●シチュエーションドラマ 高校生編 Jealousy & Dependence/ 西園寺 寅之助
高校1年生の秋。
撫子ちゃんの高校の校門近くで撫子ちゃんが告白されている場面に遭遇した寅之助が「悪いけどこいつはオレのもんだから」と告白相手を追い払うっていう王道場面!!

やっぱり撫子ちゃんが通っている高校優等生ばかりだろうし、撫子ちゃんモテるだろうしで、寅之助ルートだけじゃなくて他の各ルートの攻略キャラたちも大変だろうなあ…。

その後寅之助は嫉妬心もあって「財閥のお嬢様がオレと付き合ってるなんて知られたくねーだろうしな」とか「お前がオレに飽きたってんなら…」とか言っちゃうわけですが、それに対して怒る撫子ちゃん。っていうか怒って寅之助を殴ってる(?) の凄いな…。

撫子ちゃんが何に対して怒ってるのかというと、寅之助が寅之助自身のことを悪く言っていたから。撫子ちゃんは寅之助のことが好きだから、たとえ寅之助自身であっても馬鹿にされるのは許せない、と。撫子ちゃんかっこいい…!!これは惚れますわ…。

「好きだの嫌いだの、上辺の言葉はいらねえ。ただ、お前がオレを欲しがってんなら、それでいいから」っていうのが凄く寅之助らしいです。


●シチュエーションドラマ 高校生編 Jealousy & Dependence/ 時田 終夜
「西暦2016年。高校3年の春」って言ってたけど、撫子ちゃんが高校3年生で終夜が高校2年生ということでいいんだよね…?終夜の実年齢はややこしいので置いといて。
終夜がモデルの仕事をしている現場を見に来た撫子ちゃん。

「もう手は出してしまっている気もするが…」!?!? これはどこまでいったと捉えるべきか…気になる…。キス止まりだったらこんなこと言わない気がするので結構進んでるんでしょうか…?

終夜がみんなの視線を集めていたので嫉妬したっていう撫子ちゃんの嫉妬可愛い…。それに対する終夜の切り返し方が終夜らしくて笑っちゃいましたが、ちゃんと真意を理解した上でわざとボケたという。終夜は天然でボケてることの方が多いと思うんだけど、わざとボケてたのはどれくらいだろう…?検証したくなってきた(笑)

あと、終夜も嫉妬してたっていうのはなんだか新鮮でした。「浅ましい独占欲だ」って言ってたけど全然浅ましくないよ!?凄く優しく穏やかな声色で言うから余計に…!!


●シチュエーションドラマ 壊れた世界編 傷痕をなぞる指/ 西園寺 寅之助
有心会が内部分裂して、寅之助たちが新たな組織を立ち上げてから数か月。

表向きは有心会の支部という形だけれど、芳宗派との交流はほとんどなく、しぐれさんの情報が流れた時に横流しする程度とのこと。敵対関係にならない限り、芳宗さんは寅之助たちの組織を見逃す方針っぽいです。

外に出る時は誰か連れて出ないと駄目だと決めていたのに、それを破って撫子ちゃん一人で出掛けていたため取り乱した寅之助がちょっと怖かったです…。まあでも壊れた世界なので女の子一人で、しかも撫子ちゃんは政府も必死に探しているでしょうから寅之助の気持ちはよくわかります。

その後「まさかこの後に及んで、元の世界に帰りたくなったとかじゃねえよな?」と言っていた時は寅之助の凶暴性感じられました…。
でも撫子ちゃんの言いつけをちゃんと守るようになったので、確かに忠犬っぽい感じになりましたね。凶犬っぽさも残ってはいるんだけども。

そしてやっぱり一番のアダルト枠は寅之助かな!?凶暴性と相まって一番激しいような…。
央は理性飛んじゃっても優しいままだと思うし…いやでも優しさ保ちつつも激しいのかな?寸止めまでだとわかんないね…!!(笑)


●シチュエーションドラマ 壊れた世界編 傷痕をなぞる指/ 時田 終夜
「多かれ少なかれ、生きるということは何かを犠牲にするということ」。確かにCZプレイしてると強く感じますね…。

この話はゲームのボーナストラックの後日談のその後なのかな…?治療を受けて快方に向かっているとのことだし。

「昨夜は少し我慢がきかなかったからな」!?!? 「体は辛くないか」とも言ってたし、終夜も結構情熱的だよね…。

ナチュラルにキスで撫子ちゃん起こしてる終夜さすがです。
そして撫子ちゃんが機械のメンテナンスでちょっと指に怪我をしたらしく、そこにもキスする終夜。

流星群一緒に見てるのも良いですね。流れ星に興奮している終夜可愛い。

ゲーム本編での夢パートで撫子ちゃんが終夜と会っていた時に言っていた願い事についても触れているの良いですね…。ちょっとしたことでもちゃんと大事にしているのが伝わってくるのでCZ大好きです。


●西園寺寅之助 キャラクターイメージソング 衝動は赤く、燃ゆ / love solfege(feat.真名辺あや)
寅之助の凶暴性部分が強く表現されている曲だと感じました。
第一印象は「怖い…!!でもサビ部分に切なさも感じられて好き!」でした。

今でもその印象はあまり変わってないですが、改めて寅之助ルートを再プレイした直後に聴いたら、寅之助というキャラクターを深く理解して掘り下げた曲で寅之助にピッタリ合っている曲で凄い…!!と感動しました!!
寅之助の二面性や現代帰還エンドでの撫子ちゃんへの強い愛故の怖さが思い起こされます。
最後の方の歌詞的に、これは帰還エンドイメージなのかな…。

これ聴くまでは寅之助のイメソンは有心会イメソンの「Judgment」っぽい感じの曲になるのかと思っていましたが、これとはまた全然違う感じでしたね。CZ関連の曲の中では「Judgment」が一番「衝動は赤く、燃ゆ」に近いかなとは思いますけども。でも結構雰囲気違う。

作曲者さんによる解説はこちらを参照→オーギュスト棒(松本慎一郎さんツイッターより 
凄くこだわりを感じますね…!!


●時田終夜 キャラクターイメージソング 白き花、薄藤に移る夜 / love solfege(feat.霜月はるか)
歌うのは霜月はるかさん!個人的にはファンタジーっぽい曲でお馴染みで大好きです!!

曲の雰囲気が終夜にはもちろん霜月さんにも物凄く合っていて、シモツキンワールド全開でした…!!
初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れられません。とても壮大なファンタジーチックな雰囲気の曲ですね。幻想的な風景が思い浮かびます。

歌詞の最初の方に出てくるのはラテン語で、日本語訳は「私は白い花が大好きです」、でいいのかな…?そのまま検索してみてたらそう出てきました。

終夜ルートで、終夜が少しずつ記憶が失われていく様子もきちんとこの歌詞に綴られていて切ないです…。使命やそのために犯した罪を終夜が一人で背負いこんでいるところも…。そして慈愛に満ちているのもとても終夜らしい。

「儚い」とか「尊い」という言葉が最も合う曲だなと思いました。




◆Grace note Vol.3(円&央)
●ミニドラマ 現代大人編 ぼくの大切なもの
撫子ちゃんが英家に来て、円と一緒に買い出しに行ったり、央に料理を教えてもらったり、3人で一緒にアルバムを見て泣いちゃったり。
撫子ちゃんといる場面よりも、その前後の英兄弟が2人でいろいろ話してる場面の方が長かったかも…?乙女ゲ要素も含みつつも、兄弟メインのお話でした。

英兄弟の幼少期の回想シーンでは、さすがに幼少期だからなのか、鳥海さんと須藤さんではなくて女性声優さんだったので新鮮でした。ちゃんと円と央らしい感じで可愛かった!!

それから、円の出生について、ゲーム本編より詳しく掘り下げられていました。円の名前付ける前に本当のご両親が亡くなってしまったので、引き取った先の今のご両親、つまり央の両親が円と名付けたとのこと。円は養子なはずなのに央と名前お揃いっぽいのなんでだろうと思ってたので納得。

このミニドラマは、撫子ちゃんが帰った後に家族みんなで円の本当の両親のお墓参りに行っている場面がメインだったと思います。
央と両親は毎年欠かさずこのお墓参りに来ていて、円を連れてくるのは円が成人してからと決めていた、とか。

あと、円が初めて央のことを「兄さん」と呼び、央への、家族への感謝の言葉を述べたりとか…!!央はもちろん私もかなり感動しました…!!;;;;
このミニドラマで一番描きたかったのはこれだろうなあと凄く思いました…!! 兄弟の絆の強さに泣かされる;;;;

円が自分と家族は血が繋がってないと教えられたのは小学生になってからだったと思いますが、それまでも兄さん呼びしてなかったんですね…?むしろあんなに家族に執着していたのに兄さん呼びしてこなかったのはなんでだろう…?両親が央のことお兄ちゃん呼びしないでずっと名前呼びだったから、単にそれが移っただけとかかな…?

撫子ちゃんが誰とも付き合ってないエンド設定だと、央と円って撫子ちゃんのことどう思ってるのかいまいち把握しきれてなかったんですけど、このミニドラマで結構掘り下げられてた感じがします。撫子ちゃんが帰った後の央と円のやり取りで。

あからさまに撫子ちゃんに片想い中な鷹斗と理一郎のことを茶化してたり見守ってたりしてた割には、央も円も撫子ちゃんのことを好きになっちゃいけない、と自分の気持ちを抑え込んでいた…ってそれ結構本気で撫子ちゃんのこと好きだよね…!?!?
円も央も、鷹斗と理一郎だけにじゃなくてお互いにも遠慮して撫子ちゃんへの気持ち抑え込んでたんだなーと…。
お互いに撫子ちゃんのことが好きだということに気付いていて気を遣って自分の想いを抑え込んで、そのことにもお互い気が付いていて我慢してほしくないと言い合っていて…英兄弟;;;;
一見正反対なようでいて、やっぱり似ている部分も結構ありますね英兄弟。

央が円に言った「円、お前だって家族以外の特別を持っていいんだよ」と、円が央に言った「奔放に見えて、央がぼくより本音を隠すところも知ってます。その癖をぼくが作り上げてしまったことも」という台詞が特に印象的でした。

そんな気持ち抱えたまま央は「……キスとか。僕とでよければ、してみる?……いやいや!冗談だよ!?」とか撫子ちゃんに言ってたのか…!(→ドラマCD「Nobody knows the world ~誰も知らない世界~」より)
円はタイムカプセル掘り返してる時に撫子ちゃんにちょっかいかけてたよね…!?
まあでも冗談でも好きな子にしかこんなことしないか…。でもそんな複雑な想い抱えていたとは…。

高校卒業してからタイムカプセル掘り返すまでの数年間、撫子ちゃんとちょっと疎遠になってたのはやっぱりわざとだったっぽいですね。央なら少なくとも撫子ちゃんとは連絡取り合い続けそうなのになあと思ってたので納得です。自分の気持ち抑え込むためだったということか…。

央としては、撫子ちゃんのことは好きだし子供の頃からずっと憧れていたけど、課題メンバーのことも円のことも同じくらい大切だから、今はまだ、抑えられるなら本気になりたくない、と。
「本気になっちゃったら止められない性格だからさ」……それは央ルート、主に後日談見てるとよくわかりますね。

でもタイムカプセル掘り返して久々にみんなと再会してからはみんなとの交流も再開して、央は撫子ちゃんとも結構メールでやり取りするようになったそうで…それって以前よりは積極的に撫子ちゃんに対してアピールしていこうっていうことじゃないのかな…?
央の本音吐露されるまではメールのやり取りしてて仲良くて可愛いなーと思ってたけど、あんな風に本音吐露されたら可愛いだけじゃなくて切なくなってくるよ…。やっぱり撫子ちゃん一人じゃ足りないな!!

というわけで円&撫子ちゃん&央の場合は、仲の良い兄弟+昔からの女友達(本当は特別な気になる女の子)という感じ…?鷹斗と理一郎ほど必死にはなってない…のかな今のところは。
同じ女の子が好きなのに、お互いに気を遣って自分の想いを抑え込んで、お互いの恋路を応援しているのがこの兄弟らしいなあと思いました。2人が同じくらい本気になったらどうなるのか気になります。この兄弟の場合は、何か大きなきっかけがないと難しいのかな…。

この設定踏まえて撫子ちゃんが誰とも付き合ってないエンド設定のお話振り返ってみると、また違った見方ができるかも。他キャラルート後だとそれぞれ撫子ちゃんへの気持ちどうなんだろうな~またこれとは変わってくるとは思いますが。

とにかく、英兄弟の愛しさ・尊さがさらに上昇したミニドラマでした!!いつもこの兄弟がいろいろ持っていきますねずるい…!!(笑)


●シチュエーションドラマ 高校生編 Step up/ 英 円
西暦2015年の冬の終わり、ということは撫子ちゃん高校2年生で円は高校1年生ですね。と思ったら付き合い始めてもうすぐ3年とか、撫子ちゃんは大学受験終えてて円はこの春から高校3年生、とか言ってるので2016年の間違いかな?

円は撫子ちゃんより一学年下なので、撫子ちゃんに置いて行かれるような感覚になるのは円ならではの悩みですね。終夜も表向きは一学年下だけど終夜はあんまりそういうの気にしなさそうかな。実年齢は上だし余裕があるというか。

円は大学行ってないっぽいなあと後日談見て思ってたけど、ジュエリーデザインの専攻がある専門学校なんですね。
撫子ちゃんは5年制の医学部とのことだけど、医学部に5年制のところなんてあったっけ…?6年制ですよね…?西暦2015年っていうのもたぶん間違ってるし、6が5になっちゃってるんでしょうか…?

「子供の頃は可愛かったのに」は本当何度も言われてますね円(笑) 確かに私もそう思いますが、大人になっても円らしい部分はちゃんと残ってますよね。
我慢しようという気持ちは減ったかも、というのは本当に円にとって凄い成長っぷりだなあと思います。あんなに家族遠慮して我儘も言えずにいた円が。

高校生編だからなのか現代だからなのか、円がだいぶ穏やかで落ち着いてる感じがしました。壊れた世界編だと結構意地悪だし、現代編でも大人だと若干そういう面が表れているので高校生編での円は新鮮でした。

でもやっぱり情熱的ですね円…!!「キスよりもっと先のこと、させてください」!?!?
そして撫子ちゃんからのキスも!可愛い…!!
で、この後はやっぱり暗転案件なんでしょうか…!!もうアダルト枠わかんないですね…!!ピュア2人組以外はみんなアダルト枠かな!?


●シチュエーションドラマ 高校生編 Step up/ 英 央
高校1年生の大晦日に一緒に初詣に行くお話。
冒頭は、その前に央がバイトしているお店へ撫子ちゃんが来たところ。

最近はその店で執事喫茶のコンセプトをしているらしく、央の執事っぷりも楽しめます。でもまだ高校1年生なので、やっぱり大人央に比べると子供らしさも結構残っていて可愛い!!
撫子ちゃんが来てくれたことに喜び過ぎて、撫子ちゃん相手とはいえ一応接客中なのに口調が砕けちゃったりとか!大人央だったらそつなくこなしていると思うので、こういう感じなのは結構貴重ですね…!!

付き合い始めてから数か月ということで初々しくて可愛いです!!お揃いの縁結び御守り買ってるの可愛い…。
このCDシリーズのシチュエーションドラマの中で一番ピュアでしたね!!キスもしてない!ピュアピュア!!
シチュエーションドラマでキスしてないのは央の高校生編だけですよ!?その分央は壊れた世界編で爆発してます(笑)

央の初詣でのお願いは「ずっと君と一緒にいられますように」「君と早くキスできますように」。可愛過ぎ…!!というかキスまだなのちょっと意外でした!
高校生時代までは一番ピュアなの央なのかな…?でも大人になって我慢しなくなったら結構アダルト。

ピュア時代もアダルト時代ももっと見てみたいです…!!央撫ちゃんの一生を見守りたい!!


●シチュエーションドラマ 壊れた世界編 世界の片隅で誓うこと/ 英 円
円のは「世界の片隅で誓うこと」で、央のは「世界の片隅で願うこと」。そのタイトルの微妙な違いになるほどと思いました。
円のシチュエーションドラマは、政府から逃げ出して数ヶ月後。教会で愛を誓うお話。

やっぱり、円は撫子ちゃんを監視対象としてしか見ていなかった時は、撫子ちゃんを自分の罪の象徴のようなものだと思っていたんですね…。
そして政府にいた頃、壊れた景色を見ても何も感じなかった、いえ、何も感じないように心を作り変えた、と。円が刺青入れた理由もその辺に関係してくるんですが、その刺青に関しては舞台「CLOCK ZERO ~終焉の一秒~ Re-verse-mind」のパンフレットに載っているSSに経緯が書かれています。
そして撫子ちゃんによって心を取り戻したのは、鷹斗だけじゃなくて円もなんですよね。

壊れた教会で、2人だけの結婚式。手作りの指輪まで用意してきたのが円らしい。円が誓いの言葉を述べた後に、たぶんこれ撫子ちゃんからキスしてますね!?可愛い!!

円が嬉し泣きしながら喋るから、こっちまで泣きそうになりました…っていうか涙出ました…;;
他のみんなの壊れた世界編の結婚式も見てみたいなあ。

そしてほんとにこの後帰ったら一緒にお風呂に入るの…!?やっぱりアダルト枠は…(以下略)


●シチュエーションドラマ 壊れた世界編 世界の片隅で願うこと/ 英 央
まさか媚薬が出てくるとは思ってませんでした…!!

撫子ちゃんともっといちゃいちゃしたいって仲間に相談したら無理矢理媚薬渡される→央が試しに飲んでみる→その後撫子ちゃんに怪しまれた後、拗ねて部屋に籠っちゃったので打ち明ける→撫子ちゃんが自分も飲んでみると言い出す→央は駄目だと言ったけれど撫子ちゃんが本気っぽいので2人で一緒に飲む→いちゃいちゃキスのち暗転

という感じで、央撫に媚薬渡したらこうなるよねっていうのを見事に体現してくれていましたね!!でもアダルトなのは終盤だけだし、可愛いし自然な流れで良かったです。
いちゃいちゃ描写がメインというわけではなく、きちんとお互いの気持ちを伝え合っている部分の方がメインなんじゃないかなと。

島Dが「お兄ちゃんCERO的な意味で落ち着いて!?!?」と言ってたので、正直もっと激しいかと思ってました(笑) もっといちゃいちゃしてくれてもいいんですよ!!
特に壊れた世界の央は今まで自分の気持ち抑え込んでいたのでね!思う存分いちゃいちゃしてください!!

あと、央が試しにこっそり媚薬飲んでみた直後に撫子ちゃんがキスしようとしてきて、さすがにこの状態でキスはまずいと思って央は拒んじゃったとのこと。っていうか撫子ちゃんからキス!!可愛いな!!
央撫は、我慢しなくなったらお互い同じくらい積極的な感じがします可愛い!!お互いに大好きなのが凄く伝わってきて良い…!!

央撫の場合、お互いの想いを我慢しなくなってからだとお別れなんて絶対できなさそうなので、意外と依存度高いカプですね。一番普通のカプのように見えて実は依存度高い。
央ルートプレイ前はむしろ一番依存度低いカプだと思っていたのに…!依存というかお互いが大好き過ぎるというか。大好きです!!

それから、壊れた世界の復興が進んだら結婚式挙げようってボーナストラックでの後日談で言っていたし、それも見てみたいですね。続きを!ぜひ!!

円の場合は高校生編で攻め攻めで、央の場合は壊れた世界編で攻め攻めでした…!!


●英 円 キャラクターイメージソング  ash cage / love solfege(feat.綾野えいり)
綾野えいりさんがベルカントという歌唱様式で歌い上げています!えいりさんといえば、CZ的には政府イメージソング「終わらないチェス・クロック」を真理絵さんと一緒に歌っていたのでお馴染みですね。

「終わらないチェス・クロック」はビショップとレイン視点の歌詞とのことなので、「終わらないチェス・クロック」と「ash cage」を聴き比べてみるのも面白いと思います。
というわけで、聴いてみる前までは「終わらないチェス・クロック」っぽい感じの曲なのかなと思って「ash cage」を聴いてみたら、全然違う…!!

円個人のイメソンなので、円の掘り下げが深く、とても重くて罪を背負っている感じが全面的に表現されていました。大きな十字架背負っているような雰囲気というか…。そうか、ここまで重いのか…と円がずっと抱えていた罪悪感や複雑な感情について改めて考えさせられました。

円ルートでは、円は央を見つけたら政府から逃亡して央の元へ向かったのに、央ルートでは円自身の意思で政府に残りました。私はそれに関して上手く理解できてなかったりしたんですが、それについてもようやくわかったような気がします。
どちらの選択も凄く円らしいというか…。どちらかしか選べないの辛いですね…。

円ルートでの円は央といることを、そして撫子ちゃんと共に生きることを選び、キングに対する贖罪も、キングの心を救うこともできなくて…。後日談ではそれについて円が心を痛めている描写もあり…。
央ルートを見ると、キングは円が裏切りに近い行為をしたことに気付いていても、それでも円が傍にいてくれるということに救われてもいるようなので、本当にこの辺の人間関係の複雑さが…!!辛いし愛おしいなあとも思うんですよね…。

同じCDに入っている央のイメソンが希望に満ち溢れている感じの曲なので、物凄く差が大きいですね…!!円の曲が絶望を表していて、央の曲が希望を表しているというか。
しかも円の曲の後に央の曲が流れるので、絶望の後に希望、という感じで、央の曲に本当に救われます…。
というわけで、円のイメソンを聴いたら続けて央のイメソンも聴きましょう!!


●英 央 キャラクターイメージソング greenery / love solfege(feat.mao)
歌っているのはmaoさん!絶対に央のイメソンに合うだろうなあと思っていたのもあって凄く楽しみにしていました!!
手持ちのmaoさんの曲集聴きながら央のイメソン妄想してたくらいで…(笑) このイメソンはもちろん、既存のmaoさんの曲も央に合う曲結構あるなあと思ったのでぜひ聴いてみてほしいです。
この曲は他のイメージソングと比べて結構普通な感じの曲というか、一番クセがない普通に良い曲で、そこも央らしいなあと思いました。

試聴部分だけだと、というか1番の歌詞だけだと、聴いてる人に向けた応援ソングのようにも思える歌詞なんですが、2番の歌詞は…!!抑え込んでいた本当の気持ち、つまり撫子ちゃんへの想いが綴られていて凄く央→撫子な歌詞でした!!

歌詞に【Twilight≧Dusk】というのが出てくるんですが、なんて歌っているかについてはこちらを参照→マグうさlovege広報部さんツイッターより
【Twilight≧Dusk】はCZのボーナストラックのSS「side-Twilight-」にも出てきますね!

1番も央らしい前向きな歌詞で好きなんですけど、央の真骨頂は抑え込んでいた本当の願いだと私は思っているので2番の歌詞は本当にやばいです…!!
1番の歌詞の部分は央の前向きで明るい優しさに涙し、2番の歌詞の部分では央が抑え込んでいた撫子ちゃんへの想いが切な過ぎて涙腺崩壊しました…;;;;  最初は歌詞カード見ずに聴いていたので不意打ち過ぎました…。

ゲーム本編での「僕のために泣いてくれて嬉しいって思ってる。…ひどいよね」の場面もきちんと歌詞で表現されていて…。
自分のために泣いてくれて嬉しいって伝えてくれるの凄く好きです…。確かに自分本位な気持ちかもしれないけれど、お互いに想い合ってることが凄く伝わってくるので、こういうの大好きです。
「泣かないで」も好きなんですけど「自分のために泣いてくれて嬉しい」というのはもっと好きです。どちらも受け止める側のエゴが混じっているとは思うんですが、個人的には後者の方がお互いを想う素直な気持ちが伝わってきて良いなあと…。泣いてる側としては「泣きたくないのに」という気持ちもあると思うんですけど、そんな気持ちも「自分のために泣いてくれて嬉しい」という言葉で優しく拾い上げて救ってくれている感じがして好きです。

そして「本当はこのまま過ごしたかった」とか「臆病でごめんね」とかずるい…;;;; 明るい曲調なのに切ない歌詞という絶妙な合わせ具合で…。
撫子ちゃんの気持ちもわかってるのに、それでも残留エンドでも帰還エンドでも撫子ちゃんを元の世界に帰してるもんね央…。
ごめんねって思うくらいなら!撫子ちゃんのこと攫っちゃいなよ!!と言いたくもなるんだけど、でもそうしないのが央なんですよね好き…。

央の場合、誰かのために自分の気持ちを抑え込むことはできるけれど、一度我慢しなくなったら止められないところがあるので、そこが央の強さでもあり弱さでもあるのかなと思いました。
臆病だからギリギリまで想いを伝えなかったのだと考えると、別れを決意しながらもお別れのギリギリ直前ではなくて、はっきりと自分の気持ちを自覚した時に想いを伝えた撫子ちゃんや他のキャラの方が心が強いのかな、とか。
そう考えると、お互いに想いを伝え合って恋人同士の時間をしばし堪能した後なのに撫子ちゃんを元の世界へ戻してあげることができていた他ルートの帰還エンド凄いなあと改めて思います。

曲調は終始明るくて優しくて希望に満ち溢れているんですが、そんな曲調な中での後半の切ない歌詞というギャップに余計泣けてきます…。これぞまさしく央を体現している曲ですね。



◆アニメイト 全巻連動特典 オリジナル特典CD「壊れた世界の座談会」
題名の通り、壊れた世界メンバーの座談会なのでカオスです!!(笑)
でも、そんなカオスな中でも寅之助&終夜の親友コンビと英兄弟の絆の強さもきちんと描かれていてとても良かったです…!!どっちも尊くて愛おしい…。
キング(鷹斗)&元ナイト(理一郎) は……確執が深いね!!(笑)

注意事項とか話の導入とか
・注意事項部分は英兄弟!!微笑ましい仲良し可愛い…!!
・今までネタバレ回避のために本名ですら呼び合えなかった、とさっそくメタ発言する理一郎w
「決まってるじゃないか。撫子のことだよ」「うわあ揺るぎないなあ。さすがキングだね」 ほんとにね!!(笑)
・央にキングを近付けさせたくない円が過保護で可愛い
・キング(鷹斗)VS元ナイト(理一郎) の間に常に火花散ってる
・司会進行役は一番適任な央が担当

各々言いたいことを順番に言い合っていくことに。
「誰が攻略対象として一番輝いておるか、などであろうか」「それなら話し合いの余地はないですね。央に決まっています。では、解散しましょう」 安定の円w 正直私も同意見です。
・寅之助は作品の年齢制限を上げるんじゃないかというのは確かに私も思いました…(笑) あれでもCERO:B なのはほんと何でだろう?いろいろな意味で年齢制限上げそうな要素多めだったのに。
・キングの思う変なこと=キス。一番のピュア枠はやっぱり鷹斗かな…。
・円が一番の苦労人かなあ…大変だったね…。
・円ルートでの円と央の再会時、2人とも「こんなの央(円)じゃない」的なこと言ってたけど、本当はお互いにすぐに気付いていたそうで。でも信じて覆されるのが怖かった、と。英兄弟;;;;
・終夜の情報力凄いw
・理一郎が政府から逃亡できていたのは、やっぱりキングがわざと見逃していたからなのか…。理一郎に何ができるのか、何をしようとするのか知りたかったからだそうで…キング怖い。
「そなたは、私にとって永遠に大事な友だ」「……っだーもう!やめやがれ!恥ずいんだよ!!」「……お前のおもりは疲れっけど、これからもダチでいてやる。…んなの、言わなくてもわかってんだろ」 寅之助に感謝と親愛の言葉を伝える終夜。それに対して照れる寅之助。寅之助と終夜の親友っぷりも大好きです!!
「西園寺くんは誤解されやすいけど、良い人だよー」 央は寅之助に好意的だけど、円は寅之助に敵対心むき出し。
「央、せっかく攻略対象になったんですから、強きにアピールしておいた方がいいですよ」「今から央の演説が始まるところです」「ちょっと円…!下手にハードル上げるのやめよう…!」「俺も君の話には興味があるなあ。君の人心掌握術は、侮れないからね」 いろいろわかってる風なキング怖いんですけど…!声色も…!!
「撫子の心が欲しい俺たちにとって、君が一番脅威だからじゃないかな?」「僕普通の一般人だよ!?」 キングから一番の脅威判定された央w 確かにどっちの意見もわかる。一番まともだからこその魅力が詰まってますよね央は。
央が本当の気持ち吐露してるの大好きです;; そしてやっぱり一番まともなこと言ってる央素敵です。あと、確かに終夜の言うように、自分の信念を曲げない姿勢は他のメンバーと同じ種類のものかもしれませんね。

お酒が入りましたー!!
安定の酔っ払い理一郎。鷹斗と一緒に酔っぱらって張り合ってます。
・残りの4人で一緒に飲んでます。
・寅之助と英兄弟はお酒強いよね。央は一応抑え気味に飲んでるから酔わないけど、限界突破するとさすがに酔って変なこと言ったりするらしいので、酔っぱらったらどんな感じになるのかとても気になる。寝ぼけてる時みたいな感じ…?終夜は弱くも強くもない、と。
・各キャラお酒を飲んだらどうなるのかに関してはPSP版の限定版冊子のSSも参照。2011年2月23日更新のオトメイトCZブログにも簡潔に載ってました。
・円と寅之助はやはり犬猿の仲。央が仲裁。 お兄ちゃん…!!

酔っ払い (鷹斗&理一郎) はそのまま酔っぱらったまま、突然の王様ゲーム
「このルールを破ったら、大変なことが起きるから」「大変なことって…?」「どうせ神々の黄昏だろ」「いやその単語さらっと使うもんじゃないよね!?世界壊れちゃうよね!?」 
・キングの「王様だーれだ」の言い方が物凄くキングで怖いんですけど…!!声色怖過ぎ…!!
・央は結構寅之助のこと信頼してて良いなあ。寅之助も結構央のこと信用してるよね。この2人は親友というより同志って感じがします。反政府組織と中立団体だから、やり方や思想が完全に一致するわけではないんだけども。
・キングが一発芸することになり、「どうしよう円…」と円に助けを求めるキング可愛い。
「どうもー。こんにちはー。あなたのウサギさんですー」(その後も少し続く) キングの一発芸はレインのマネw 円にしかネタわからないので円だけ笑ってるw 個人的には意外と似てたと思います浪川さん凄い。私も吹き出した。
・理一郎が寅之助をお姫様抱っこ…なんだけど理一郎持ち上げられないw
・央と終夜が語尾に「にゃん」を付ける。癒し系2人が語尾に「にゃん」で和む…。平和だ…。
・何故か理一郎まで語尾ににゃん移ってるw 酔い過ぎだよ!?そしてキングまでw 寅之助ツッコミお疲れ様です。寅之助のツッコミキレキレで好き。
・最後の王様はキング。命令は「俺以外の全員、撫子のこと諦めて。俺以外のルート、なくそう」 さすがキングw でも私もそんなの嫌です。

そして争い勃発。
・まあ当然ですね…。なんとか央が説得して場を治めたそうです。お疲れ様でした…。具体的にどう説得したのか気になる。

「人間話し合えばわかり合えるって信じてきたけど、ちょっとその志が崩れそうになった、ある一夜でした」という央のナレーションで締め。本当にお疲れ様でした…。聴いてる側としては凄く楽しかった!!
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