ひとひら 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス 忍者ブログ

ひとひら

乙女ゲーム作品中心に雑食。男女カプ大好き。

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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス

劇場版サイコパス観に行ってきましたー!!
めちゃくちゃ面白かったです!!
ちゃんと公開初日に行ってきましたが、ずっと余韻に浸ってて感想書くの遅くなり過ぎました…!遅すぎるだろうが…!(笑)
「劇場版サイコパス」で観たかったもの全部見せてくれた感じでしたし、これぞ映画!!という感じで素晴らしかった。凄く映画でしたほんとに…!!アクション的にも映像音響演出的にもストーリー的にも!
これは絶対劇場で観た方が良いです!!もちろん家庭でBD&DVD観ても楽しめると思いますが!映画作品ということを最大限に生かしている感じだったのでぜひ一度は劇場で…!!




放送順も作中の時間軸も
「PSYCHO-PASS サイコパス」(アニメ一期/新編集版)「PSYCHO-PASS サイコパス 2」(アニメ二期)「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」
という流れなので、基本的にはこの順番で観るのが良いと思います。
劇場版はエンターテイメント性が強く(それでもモブキャラや劇場版オリジナルキャラは割と容赦なく死ぬけど)アニメ一期のファンディスク的な内容、アニメ二期はその間を補完する内容で脚本家さんに関しても二期だけ違うということもあり一期→劇場版という流れでも大丈夫ですし、劇場版だけ観たけど楽しめたという感想も割と見かけます。個人的には、一期二期一期劇場版、という順がおすすめ。
私は、計5回観に行ってきました!!正直まだまだ観足りない…!!
ちなみに私が観に行った時は、5回共男女比半々くらいで、男女で見に来ている人たちもいました。
年齢層も割と幅広くて、老若男女に愛されている作品なんだなあと実感できて良かったです。

以下、内容のネタバレ注意!!

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シビュラシステムについても改めて考えさせられる内容でした。劇場版を観ると、やっぱりこのサイコパスの世界にはシビュラシステムが必要なんだなと思って しまいました。
劇場版ではシビュラのもたらす恩恵が結構強調されていた感じがします。朱ちゃんの友達の佳織ちゃんの描写とか、シビュラの管轄外である紛争だらけの海外とか。
もちろん手放しで歓迎できるものではないんですが、日本以外が紛争だらけで安全な場所がどこにもないような感じだとね…。シビュラは他の国々にも徐々に輸出されていくのかなあ。


人間ドラマ部分のメインは、劇場版のポスターからもわかるように、狡噛さんと朱ちゃんの再会。
そして、狡噛さん&朱ちゃん、朱ちゃん&宜野座さん、狡噛さん&宜野座さん、それぞれの関係性。
この三人が好きな人には特に見て頂きたいです…!!本当に見たいものほぼ全部見れた感じで…!この三人のこと大好きだ!!と改めて思いました!!
劇場版だと二人一緒にいる場面はあっても三人一緒に揃う場面はなかったですが、どの組み合わせの二人でも、その場にいないもう一人のことについて話していたのでもう…!三人一緒にいようよ!って思いました…!続編作られるなら三人が揃ってる場面も見てみたいです。
狡噛さんがどうにか日本に戻ってきて廃棄区画で探偵やってるとかでどうですか…!

二期では心配性なおかんだった宜野座さんが、劇場版では落ち着いた良い男に成長したなーと思いました。朱ちゃん専属のボディガードとか執事とか側近とか騎士とかみたいな感じになってて…!とてもツボでした…!!朱ちゃんの保護者っぽい感じだった二期宜野座さんももちろん好きですが!
再会した狡噛さんに対して言った「消えろ。そして二度と俺たちの前に現れるな。常守監視官にこれ以上余計な重荷を背負わせるんじゃない」。そして朱ちゃんに対して言った「あいつ(狡噛)は変わった。あいつはもうただの悪党だ。放っておいても何処かでのたれ死ぬのがオチだ。あなたが執着するほどの男じゃない」という台詞に、二人に対する宜野座さんの想いが強く表れていて印象的でした。
宜野座さんとしては、一期最終話で執行官落ちしてからずっと、朱ちゃんを一番近くで守り支えていくことを誓っているのかなと改めて感じました。
監視官の時もずっと朱ちゃんのこと心配してましたが、だんだんとその意味合いが変わってきた感じがします。
最初は単に後輩を心配している感じで、だんだんと後輩とか関係なく朱ちゃん自身を、みたいな。宜野座さんにとって朱ちゃんは「見ていると希望が湧いてくる」存在になっていきましたしね。
そして宜野座さんの中では、狡噛さんのことはほぼ吹っ切れたのかなと(一期最終話の時点で既に吹っ切れた感はありましたが)。大切な親友であることには変わらないでしょうけど、執着心はだいぶ薄らいでるように思えました。
宜野座さんは、監視官の時は狡噛さんが潜在犯落ちしてしまうのを、そして法を犯してしまうのを必死で止めて引き留めようとしていました。
今回も、本来は職務として狡噛さんを殺すなり逮捕して日本に連れ帰るなりするべきだったでしょうし、殺すのはともかく、日本に連れ帰りたいという気持ちはあったのかもしれません。
でも、日本に連れ帰ったら狡噛さんは殺処分される可能性が高いわけで、親友として狡噛さんに生きていてほしいという想いと、朱ちゃんにとって大きな存在である狡噛さんが死んだら朱ちゃんが重荷を背負うことになるだろうということで、狡噛さんを逃がすことを選んだのだと思います。
狡噛さんに対して借りがあったのは本当ですが(征陸さんの仇をとってくれたこと)、あくまでも逃がす口実に使っただけなのかなーと。借りがなくても何か理由をつけて逃がしていたんじゃないかなあ。
そして朱ちゃんに「あいつは変わった。あいつはただの悪党だ」と言って、これ以上朱ちゃんが狡噛さんに執着しなくて済むように優しい嘘をついた。
宜野座さんとしては、朱ちゃんを側で守り支える続けることが最優先で、狡噛さんは何処かで生きていてくれればそれでいい、という結論に至ったのかなと思いました。

ただ、二人に対する宜野座さんの想いは比較的わかりやすかったんですが、朱ちゃんとしては狡噛さんがどうなることを望んでいるのかどうしたいのか、狡噛さんは朱ちゃんと宜野座さんにどうあってほしいのかについてはよくわからなかったです。その点に関しては描かれていなかったということでいいのかな…?

狡噛さんと朱ちゃんはあんまり「変わった」という印象はなかったです。信念や方向性は変わらないままどんどんタフになっている感じというか。
あ、でも二期では心から笑っている描写がなかったように見えた朱ちゃんが、劇場版では心からの笑顔を見せてくれたり、二期のような切羽詰った感もあまりなくて余裕のある感じだったりで安心しました。
佳織ちゃんの結婚報告聞いて満面の笑みで喜んだりとか、宜野座さんと笑い合っていたりとか。
狡噛さんは相変わらず目の前の悪を放っておけない正義のワーカーホリック(深見氏談)、朱ちゃんは目の前の悪だけでなくて社会全体を見据えている感じで、狡噛さんは視野が狭くて朱ちゃんは広いんですよね。この二人の考え方ややり方の違いにそれがよく表れているなあと改めて思いました。
最終決戦場面とかね!狡噛さんはデスモンドとの肉弾戦、朱ちゃんはハン議長(シビュラ)との対話。パンフレットのインタビュー記事にも、静と動の戦いと書かれていました。
朱ちゃんもかなり体を鍛えていて普通に強いんだとは思いますが、それでも朱ちゃん最大の武器は強靭なサイコパスと対話術かなと。シビュラと対等に交渉できる上に納得させてしまうの凄いです。


アクションシーンも盛り沢山でしたが、個人的は冒頭での刑事課一係VSテロリストが一番好きです!
やっぱりサイコパスといえばドミネーターでの執行シーンですよね…!!みんなめちゃくちゃかっこよかった!!この場面だけでも充分満足してしまったくらい良かった!!
ドミネーター大活躍なのはこの場面と強襲型ドミネーターの場面くらいだったのはちょっともったいなかったかも。ミリタリー要素見れたのは劇場版ならでは良かったですけどね。
狡噛さんと宜野座さんの共闘も熱かった…!!宜野座さんが共闘中にうっかり狡噛さんを殴ってしまった所もちゃんと確認できました(笑)
強襲型ドミネーターでのヘリからの射撃は、射撃の腕前が狡噛さんより少し上な宜野座さんの活躍が発揮されてました!殺されそうになっていた狡噛さんと朱ちゃん(この時狙われてたのは朱ちゃんかな?)を救った宜野座さんかっこいい!
狡噛さんは犯罪係数上がって執行官落ちしたことによって戦闘狂のような面も表れてきて「肉食獣のような目」をするようになったりもしましたが、宜野座さんはむしろ執行官落ちしたことで重圧から解放されて落ち着いた雰囲気になり、冷静沈着に仕事をこなしていて、執行官落ちした者同士なのに全然違うなーと思いました。育った環境や執行官落ちした経緯も違うので当たり前といえば当たり前かもしれませんけども。


劇場版の霜月ちゃんが彼女なりの方向性に突き抜けててかっこよくて好きです!彼女なりに吹っ切れて成長したんだなあと思いました。潜在犯に対して容赦ないのかっこいい。
朱ちゃんとのやり方や考え方の違いが上手く対比されていて、不思議と不快感はなかったです。
劇場版の霜月ちゃん見ると、二期の霜月ちゃんは描かれ方が不憫過ぎたような気もするけど、必要な描写だったようにも思うし難しいですね…!
二期霜月ちゃんは保身的な面が強く出過ぎていたように思うんですが、劇場版では保身的なのかとかよくわからなかったので、二期と劇場版の間とか劇場版のその後の霜月ちゃんがとても気になります。執行官たちとのやり取りも気になる。


そして相変わらず恋愛感情あるようにもないようにも見える絶妙な匙加減で素晴らしかった!
公式としては、恋愛云々はないけどそう見えてもおかしくないように描いているっぽいです。
でも、それはあくまでも狡噛さん&朱ちゃんに関してだけなのかな…?志恩さん×弥生さん、神月くん×青柳さんは公式カプなので。
恋愛感情あるかどうかは置いといても、狡噛宜野座、な感じに見えました…!想いの大きさや執着心的な意味で。
宜野座さんは、朱ちゃんを見つめる眼差しに愛おしさが宿っているように見えたし、朱ちゃんにこれ以上重荷を背負わせないために優しい嘘をつきました。
朱ちゃんは、狡噛さんの前でだけしか見せないような表情をしていたり、佳織ちゃんが結婚すると話してくれて一緒に喜んだ後、自室で「あの人(狡噛さん)は今どこで何を…」って煙草焚いて(二期後に一旦止めて劇場版で再び焚いたのかなと私は思ってます)寂しそうに物思いに耽っていたり。
狡噛←朱←宜野座に関しては、公式が恋愛感情ありますって言ってもないですって言っても、どちらでも納得できるような描かれ方だったなと私は思いました。反対に逆矢印だと描写不足感あるかな。
まあサイコパスのメイン&準メインキャラに明確な恋愛要素はない可能性高そうではありますが。妄想の余地は充分ありますねー美味しい!
狡噛さん&宜野座さんの男の友情っぷりも良かったです好き!
それから、音響監督さん?が狡噛さんと宜野座さんが敵に捕らわれた朱ちゃんを助けに行く話をやりたいとのことでぜひお願いしたいですね!!見たい…!!監視官時代の宜野座さんが捕らわれ役なのが一番合ってそうな気はするけども

狡噛さん&朱ちゃんは少年漫画の男女バディっぽい感じで、宜野座さん&朱ちゃんは女性向け作品(少女漫画や乙女ゲーム)の男女な印象です。どっちも好き!
しいて言うなら燃え寄りなのは狡朱で萌え寄りなのは宜朱みたいな。キャラ単体でもそんな感じです私の中では。燃え寄りなのは狡噛さんで、萌え寄りなのは宜野座さん。
なので狡朱と宜朱、狡噛さんと宜野座さんどっちの方が好きかと訊かれると答えに困りますね…。
二次創作で一期最終話以降の狡朱見てると宜野座さん不憫という気持ちが拭えなくてなんだか申し訳なくなってくるし、一期の時は狡朱で二期以降は宜朱検索しまくってたりはします。
でも一期の宜朱もかなり好きになってきたし宜朱本命なのかな私…?

あ、あと劇場版の予告映像で宜野座さんがポニテになってて結構ネタにされていたり、私も「何でポニテ…!?男がスーツにポニテっておかしくない…!?」とか思ってたりしましたが、実際に劇場版観たら宜野座さんめっちゃかっこよかったので気にならなくなりました。
スーツより執事服の方が似合いそうな気はするけど(笑)


もっといろいろがっつり語りたいんですが、書いてるうちに収拾つかなくなってきちゃったので、とりあえずこの辺で。
狡噛さん・朱ちゃん・宜野座さんの関係性等についてはいずれもっとがっつり語りたいなと思います。
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