ひとひら PSYCHO-PASS サイコパス 2 最終話 感想 忍者ブログ

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乙女ゲーム作品中心に雑食。男女カプ大好き。

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PSYCHO-PASS サイコパス 2 最終話 感想



サイコパス2、全11話お疲れ様でしたー!!凄く凄く面白かった…!!
一期と違って1クールと短めだった分、1話ごとの内容がとても濃くて、特に第4話辺りからは毎話毎話観る度に精神力だいぶ消費して疲れました…w
二期はグロやエグさが一期の3割増し4割増しくらい?になってるしクセも強くなってると感じたのでちょっと勧めにくいですが、できれば観ていただきたい…!

一回観ただけは、一人で観ただけでは理解しきれていなかったり気付かなかった点も多かったりしたので、毎話観終わる度に他の方々の考察や感想を見るのが習慣になりました。みんな頭良いな…!(笑)
サイコパスに限ったことではないですが、作品に対する理解がより深まるのでおすすめです。
以下、詳細なネタバレ含みます…!!


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最終話で鹿矛囲の株が一気に上がりました…!凄い良かった…。
最後の方はほぼ味方ポジションでしたよねあれ。東金さんが「俺がお前の祖母を殺したんだどうだ憎いだろ~」という小学生みたいな挑発をして朱ちゃんの犯罪係数が87まで上がった時、鹿矛囲がお得意のカウンセリングでクリアにしてくれて。
朱ちゃんのメンタルの強さによるものも大きいとは思いますがあれはずるい…!!
それに鹿矛囲は最初からほぼ全部知ってて、自分が裁かれることも覚悟の上で社会を、シビュラシステムを変革するために動いていたということですよね…。
自分をこんな風に実験動物みたいに扱って、シビュラシステムに認識されない透明人間にされたことに対する復讐のためではなく。この社会のために。
もちろん彼の犯してきた罪がチャラになるわけではないんだけど、かなり印象が変わりました。
もっと朱ちゃんと会話してほしかったな…。こんな事件を起こさずに最初から朱ちゃんと話し合っていれば…。でも鹿矛囲はそれでもこうしてたみたいなこと言ってたけどどういうことなのか…。
最後の最後で鹿矛囲×朱も良いかもとか思ってしまいました鹿矛囲ずるい…。

反対に東金さんは完全に悪の道を突き進んだ感じ。
彼の境遇を考えると仕方ない部分もありますが、それにしてもだいぶ突き抜けた悪役っぷりでしたね。おばあちゃんの件はさすがに許せません…。
最初の頃は普通に良い人という印象で完全に騙されてました。普通に東朱推しになりかけてたくらいです。第5話あたりで東金さんが不穏な動きを見せるまでは。マザコン拗らせた41歳恐い。
そのお母さんも良い悪役っぷりでした。まさに外道。

朱ちゃんは、やっぱり殺さずに確保する方針は変えないんだなと改めて思いました。
おばあちゃんにも「あーちゃんは命の大切さをわかってる」と言われていたし、だからこそ朱ちゃんなんだなという感じがします。
基本的にエリミネーターレベルの潜在犯と相対することはほとんどないはずだし、朱ちゃんがエリミネーター使うことは今までもこれからも絶対にないのかな。気になります。


あああと須郷さんかっこよかったですね…!!
このまま劇場版まで出番なしかな…とか思ってたので不意打ち過ぎました…!
強襲型ドミネーターで酒々井さんを無事確保!
あの時青柳さんを撃って殺してしまった銃を、今度は青柳さんの後輩である酒々井さんを救うために使うという。
宜野座さんともきちんと和解できたし本当に良かった…!!

宜野座さんは義手を盾にして戦う所に征陸さんの面影を感じたし、最後に朱ちゃんが現場に戻ってきた場面。
堂本監視官が、監視官権限を剥奪された朱ちゃん(でも権限剥奪は一時的なもので、この時には権限戻ってる)を連行しようとした時に雛河くんと一緒に止め、そして「私は今、何色ですか」という朱ちゃんからの問いかけに対して宜野座さんがドミネーターで朱ちゃんのサイコパスを確認して「綺麗なもんだ」と答える。
この場面がとても好きです。良かった…!!
宜野座さんは朱ちゃんのことを誰よりも信じているし、もし何かあっても自分が責任負うという考えによる行動と思うとね…。二人の信頼関係がとても良く表れている場面です。素晴らしい…。
二期第1話の最後に朱ちゃんがモノローグで「そう、これが新たな始まりだった。私という色を問う、私自身の戦いの」と言ってて、その問いに答えたのは宜野座さん。しかも色の名前ではなく「綺麗なもんだ」ですよ。
ちなみに、以前似たような台詞を東金さんも言ってますが、英訳は、東金さんのは「How clear(なんて綺麗なんだ)」で宜野座さんのは「As clear as crystal(クリスタルと同じくらい綺麗)」だそうで、宜野座さん深いな…!!
宜野座さんは一期に比べるとそんなに目立ってなかったかもしれませんが、要所要所できちんと活躍してましたね。しかも結構重要な活躍を。第9話で朱ちゃんを抱き込んで止めてるのとかも良かった…。
一期の時は狡朱大本命だった私が、二期では宜朱大本命になったくらいですからね…!(笑)
この二人の信頼関係や1係での宜野座さんの役回りはしっかり描かれていたと思います。


そして霜月監視官について。
一期の最終話で新任監視官として1係に配属された子ですが、あの時は朱ちゃんの後輩として上手くやっていけるものだと思ってたので、二期放送前のPVで「先輩、あなたは間違っています」とか言っててどういうこと…!?と思って始まった二期。
朱ちゃんとはやり方や考え方の違いから、初っ端から反発しまくり。確かに一期、特に一期のノベライズ版を思い返すと、こんな風になるのも無理ないんですよね…。
ノベライズ版では霜月ちゃんも“メンタル美人”と書かれていて、でも「無愛想で口が悪いところがある」とも書かれていて、朱ちゃんと全然違うタイプだしメンタル美人には思えないなとノベライズ読んだ時も思ってました。
二期を最後まで観て、ああこの子は朱ちゃんとは完全に違うタイプのメンタル美人なんだなと納得。
潜在犯は速やかに排除すべきという考え、責任転嫁・マニュアル重視・自己保身最優先等々、朱ちゃんとは正反対と言ってもいい。
でも霜月ちゃんは、東金美沙子が言うには“退屈なほど理想的な市民(シビュラ社会において)”だそうで。朱ちゃんが特殊なんですよね、免罪体質ではないですが。
サイコパスが濁りにくい者同士とは言っても、根本的に全然違うタイプ。朱ちゃんと対比するためのキャラ像として描かれてました。
下手に改心するのではなく、彼女があの方向性をそのまま突き抜けたのが凄い。そうしなければ間違いなく潜在犯落ちだったでしょうしね…。
最終話での弥生さんとのやり取り、弥生さんはあれ気付いててカマをかけ、霜月ちゃんは自分でも自分を許せないし許さない、という解釈で良いのかな…?罪を一人でずっと抱え込む選択をしたというか。
でもその後は仲良し1係が見たいなとも思います。霜月ちゃんはややソフトになったツンデレキャラでいいから…!(笑)


全11話でちゃんと話まとまるのかなと最終話観るまでは思ってましたが、思ってたよりだいぶ綺麗にまとまっててすっきりしました。
すっきり感は、個人的には一期の最終話より二期の最終話の方が強かったです。(私は一期も二期も大好きです。)
話のテーマやシナリオ構成や雰囲気等が一期と二期で結構違うのと、一期では朱ちゃんは狡噛さんを止めることができなかったけれど、二期では一応朱ちゃんにとって、社会にとって良い方向に進んだからかな。完全に良い方向とは言いきれないっぽいし、失ったものは大きいし多いけれど。
「あなたたち(シビュラシステム)自身が廃棄を選択する時が来たら、一緒に地獄に逝ってあげる」って言ってたけど、朱ちゃんもうこれシビュラと結婚したようなものだよなあとか思ってしまった。
朱ちゃんの覚悟凄いです。

刑事として朱ちゃんが今でも一番の支えにしているのは狡噛さんで、刑事であり一人の女の子でもある朱ちゃんを現在一番近くで守り支えているのは宜野座さん。
最後に朱ちゃんが引っ越しをするため片付けた自分の部屋に煙草焚いて置いていったのは、狡噛さんからの卒業というか、もう狡噛さんをスタンド召還(違)しないということなのかなと思ったんですが、劇場版でどうなってるか楽しみです。
そして私は一期は狡朱本命で二期は宜朱本命だけど劇場版ではどうなるのか…!?(笑) それも含めてとても楽しみ。
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